2013年03月04日

コニサーズクラブ(13/1/27)テーマ「ラフロイグ」

ラフロイグ山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2013.1.27 スタンドバーにて

 今月のお題は、「ラフロイグ」である。

 アイラモルトの蒸留所を言い当てるのはかなり難しい、ピートで煙に巻かれるせいもあるが、ピート違いで判断すると往々にして判断を誤る。

 さてラフロイグであるが、アイラの中では一番アメリカンオークの個性が出ているモルトではないだろうか。キャラメル香やバニラ香、さらに酸味とフルーツが乗ってくればラフロイグだ。

 しかしそう上手く事が運ぶものでも無い、テイスティングを進めていくとまずラフロイグと感じたが、最終的にバラエティーに富んだ味わい5本であったので、玉数の多さが特徴のカリラと判断した。まったく当てにならないものである。

 さて、そんなモルト5本を紹介しよう。

*** [No.1] ウイスキーエイジェンシー ラフロイグ EX-バーボン 1/219 1990-2011 20年 52.5% ***

(香り) トップノートは爽やかフルーツ、すぐさまピート香が入ってくる。
 ピートは強いがフルーティーの両立しているモルトである。

(味)  高級なフルーツの味わい。ピートは強いが、それだけではなく旨みを感じる。


*** [No.2] オールドモルトカスク ラフロイグ 1/120 1992-2011 19年 52.7% ***

(香り) トースティかつエステリーなトップノート。すぐにピートが強く香る。
 しばらくすると甘い香りが強く立ってくる、奥には熟成感もある。香りの数は多い。

(味)  やはりトースティ、ストレートなピートも心地よい。酸味がキリリとモルトを引き締めている。


*** [No.3] メゾンドウイスキー ラフロイグ ホッグスヘッド cask no.8508 1/269
1996-2012 15年 53.2% ***

(香り) トップノートは上品なフルーツ香り、ただしフルーツは淡いもので、ややドライに感じる。しばらくすればハッカの香りも。
 ピート香は強く、わずかにフェノール香。

(味)  さりげなく感じられる熟成感が、ピートだけでは無い、味わい深いモルトであることを主張している。


*** [No.4] オフィシャル ラフロイグ 1リッターボトル 10年 57.3% ***

(香り) トップノートは爽やかでエステリー。フルーティーな香りも心地よい、しばらくすればバニラの甘い香りに満たされる。じつに心地よい甘さだ。

(味)  赤ワインを思わせる酸味。ピリピリ感が強く、アルコール度数が高く感じる。強いピートが味わいを引き締める。柑橘系の爽やかな味わいが心地よい。


*** [No.5] SMWS 29.125 ラフロイグ リフィルバレル 1/205 1995-2012 17年 60.6% ***

(香り) まずミントとハッカが立ち、すぐさまエステリーとフルーツが追っかけるように香る。ややアルコールを感ずる香り。ややひねた香りはピートか。
しばらくするとバニラ香が見え隠れする。かすかにパヒューム。

(味)  フルーツを感じたあとすぐにシャープなピートが広がる。エステル感とバニラはバーボン樽の個性か。


posted by ophiuchi at 13:20| コニサーズクラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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