2008年04月24日

コニサーズクラブ(08/3/23)テーマ「ロングロウ」

ロングロウ(080323)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2008.3.23 スタンドバーにて
 今月のお題は、「ロングロウ」である。

 ロングロウ、言わずと知れたスプリングバンク蒸留所のセカンドラベルである。通の間でも人気の高いブランドであり、アイラモルトとはスタイルのちがうピートをほどよく利かせた個性が人気の秘密ではないだろうか。
 そんなロングロウであるが、なぜか私のまわりでの評価は芳しくない。比較的若いモルトが多いせいもあるのだが、モルティー、トースティー、若い、青い、雑味、そんな印象が拭い去れない。
 ところが今回の5本は、かなり良いものが揃ったようである、比較的色が濃いものが多く、シェリー樽の関与があったのかもしれない。

さて、そんなモルト5本を紹介しよう。

*** [No.1] テイストスティル ロングロウ 1/188 1992-2007 49.1% ***

(香り) トップノートはミントとハッカ。しだいにフルーツ香が開いてくる、非常にエレガントな香りである。さらに時間をおけばハチミツの香りも感じられる。

(味)  ピリピリとからい。シャープな味わいではあるが、やや湿気たところもある。

*** [No.2] ロングロウ ウッドエクスプレッション トカイウッド 1995-2005 10年 (オフィシャル) 55.6% ***

(香り) シェリー樽のファーストフィルであろうか、ややこげた香り。しだいに黒糖の香りで支配される、ラム樽熟成か?  さらに時間がたてば、エステリーな爽やかさとヌカっぽい重たさを感じるようになる。最後にピート香で締めくくられる。

(味)  こげたゴムと湿気た含み香。酸味がありそれほど嫌味となっていない。

*** [No.3] スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS) No.114.6 1990-2007 17年 56.1% ***

(香り) ミディアムボディ。酸味、フルーツ、甘さ、ウッディネスがバランスしている。中程度のピート香と十分な熟成感。香りの傾向はリフィルシェリーか。

(味)  口に含んだ瞬間のエステル香が心地よい。しだいに香ばしく変化する、軽いピートをともなう。ピリピリ感が強い。

*** [No.4] スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS) No.114.5 1990-2005 14年 56.9% ***

(香り) まず酸味が香り、しだいに素敵なエステル香に満たされる、有機溶剤系の熟成香もすばらしい。まったりとボディも厚くフルボディに近い。軽いピート香、リフィルシェリー熟成の個性。

(味)  香ばしい風味、こげたゴムはない。やや湿気た含み香。しばらくすれば甘みを感じるようになる。中程度のピート。

*** [No.5] ロングロウ 1993 13年(オフィシャル)57.1% ***

(香り) 柑橘系のフルーツの香り、ややドライで香りの立ちが遅い。しだいにエステリーが開いてくる。

(味)  硬質な香り、旨み成分が多い。甘さが広がり、さらに香ばしい香りが味を引き締める。酸味があり旨みと甘さとバランスする。最後には、やや若さを感じることとなる。


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2008年04月08日

SMWS スプリング・ボトリング試飲会(08/3/9)

SMWS 2008 SPRING BOTTLING Tasting in Nagoya

Bar Barns 2008/03/09

SMWS 2008 SPRING BOTTLING

山崎白秋さんに書いていただいたソサエティ(SMWS)試飲会のテイスティングノートを紹介します。

*** ボウモア 3.134 7y 59.5% ***

(香り)  若く硬質な香り。中程度のピートが感じられる。しだいにキャラメル香がでてくる。

(味)  香草をともなったピート。若く、味の数が少ない。

*** スプリングバンク 27.67 12y 54.2% ***

(香り) 甘い香りが漂う。キャラメル香由来の熟成感。硬い香りでやや若さを感じる時もある。

(味)  こげたゴム。湿気た含み香。口にまとわりつくオイリーな印象。

*** ラフロイグ 29.62 16y 57.0% ***

(香り) ピート香が非常に強い。フェノールやジャーキーな香りもストレートである。軽い酸味をともなう。

(味)  ピートが口いっぱいに広がる。酸味が心地よく、ピートが強く単純に感じるが味の数は少なくない。

*** グレンロセス 30.52 27y 51.7% ***

(香り) 深々とエステリー。ウッディーでまったりとした香り。十分な熟成感、キャラメル香も感じられる。バランスも取れていてよくできたモルトである。たいへん心地よい時間が流れていく。

(味)  味はミディアムボディではあるが、幾重にもフルーツが現れ複雑。必要十分な熟成感。

*** ストラスアイラ 58.13 34y 50.3% ***

(香り) トップノートは酸味とフルーツ。しだいに深い熟成感で満たされる。奥には軽いピートが感じられる。

(味)  熟成感は大、しぶみがたいへん心地よい。いがいがと軽いピートが現れる。フルーツの饗宴で非常に複雑で、味の数がたいへん多い。

*** グレンスコシア 93.27 15y 61.3% ***

(香り) まったりとふくよか。イガイガと軽いピートをともなう。アルコール感が強い。

(味)  やはりアルコール感が強い。シャープでドライ。単純な味わい。

*** オスロスク 95.07 9y 58.1% ***

(香り) 若草の青い香りがひろがる。ドライ、香りの数は少ない。

(味)  トースティーかつモルティ。ニューポットの甘い含み香。

*** トーモア 105.10 21y 57.2% ***

(香り) ライトで爽やかなフルーツ。軽いピートをともなう。

(味)  酸味が心地よい。香りとはうって変わって深みのある味わい。濃いフルーツ。口の中でピリピリはじける。

*** アイル・オブ・アラン 121.22 11y 58.0% ***

(香り) パウンドケーキ、焦がしたシュガー。いがいがと軽いピート。キャラメルの甘い香りで満たされる。

(味)  やはりキャラメルは強い。まったりとして甘い。醤油の個性もある。やや湿気た印象はシェリー樽の個性か。



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2008年03月24日

コニサーズクラブ(08/2/24)テーマ「オルトモア」

オルトモア(080224)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2008.2.24 スタンドバーにて
 今月のお題は、「オルトモア」である。

 何から書き出していいものやら、話題、逸話、オルトモアに関して頭の中にインプットされている情報は少ない、そんな蒸留所ではないだろうか。
 とうぜん、ハウススタイルなど出来上がっていようもない、あえていえばキース地区の蒸留所であるので、「リンゴ、青なしの香り」であろうか。
 そんなことなので、蒸留所の名前があがろうはずがない。それにしてもまたレアな5本が揃ったものである。

さて、そんなモルト5本を紹介しよう。

*** [No.1] ジャックウイスパーズ オルトモア cask no.1466 1994-2004 20年 53.6% ***

(香り) トップノートは軽いフルーツの香りといがいが。北ハイランドモルトの個性。わずかにレモンの香り。しだいにヌカの香りとピート香が感じられるようになる。ただしミントの香りもありフレッシュではある。

(味)  フルーティーであるが、ややドライ。味の数は少ない。

*** [No.2] スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS) No.73.15 17年 56.6% ***

(香り) ヌカの香りが強く、ピートも感じられる。奥にはサイダーの風味が感じられ重くならない。  しだいにキャラメル香が強くなり、バランスするようにミントもあらわれる。

(味)  香ばしくトースティー。甘みは強いが酸味がバランスする。わずかにシェリー樽の個性。

*** [No.3] ウイスキー・エクスチェンジ オルトモア バーボンカスク cask no.2972 1992-2006 13年 57.6% ***

(香り) トップノートはエレガント、非常に綺麗な香りである。その後軽いピートが感じられる。  ミディアムボディ。しだいにミントの香りとバニラ香が出てくる。

(味)  かび臭い含み香。やはり軽いピートが感じられる。ドライで砂糖水の味わい。

*** [No.4] マキロップチョイス オルトモア 1985-1999 64.2% ***

(香り) ヌカとピートの香り。しかしなぜかエレガントでもある。酸味とセメダインの香りのせいであろうか。エステリーな熟成香が感じられる。しだいにバニラ香が強くなる。

(味)  ウッディな熟成香が心地よい。酸味もほどよくあるので重くなったりしない。

*** [No.5] ジェームス・マッカーサー オルトモア 1989-2003 60.5% ***

(香り) ヌカの香りを発端にまったりとした香り。奥にはエレガントな香りも。ワインの酸味を思わせる香り。しだいにエステリー。

(味)  ヌカの含み香。ほどよい熟成感が感じられる。湿気っぽさと甘み。硬質な味わいではあるが、シェリー樽の個性も感じられる。


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2008年03月19日

モルトマニア格付けチェック!その2

前の記事からの続きです

2問目が終わったところで結果発表。

1問目は、Aがスプリングバンク 1974 カスクで、Bはグレンフィディックのスタンダード・ボトルでした。11人中8人と正解だった人が多かったけど、「値段ほどの差は感じないね」という意見で一致しました。

2問目は、Aがグレンリベット1972 31年(R.N.マクドナルド)(写真の右側)で、Bはオスロスク 1995-2000 5年(マクギボンズ プロブナンス)、こちらも11人中8人が正解。Bは昨年11月のコニサーズクラブに登場していて、年数のわりに熟成感があるという評価でした。こちらもスペックから考えるとそれほど差が感じられずという結果でした。

結局どちらも正解したSさんによれば、他のバーで飲んだショット7,000円ぐらいのグレングラッサ(たぶんこれ)のことが頭にあって迷ってしまったとか。ブラインドテイスティングはかくも難しい…

面白い、面白いと大いに盛り上がり、結局用意されていた2問目もやろうということになりました。

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2008年03月18日

モルトマニア格付けチェック!

2月23日に行われたコニサーズクラブで、Stand Barマスターが予告していた新企画が行われました。それは、かつてあったテレ朝のバラエティ番組「人気者でいこう!」の人気コーナー「芸能人格付けチェック」と同様なことをシングルモルトでやってみようというもの。本来の試飲会(今回のテーマは「オルトモア」)がかすむような盛り上がりを見せたのでした。

一人ずつテイスティングし他の人に分からないようマスターだけに答えを伝えるスタイルで、最初の問題は定番の「どちらが高い(3万円以上)」というもの。すぐ分かったという人もいましたが、慎重にテイスティングする人が多くなかなか順番が回ってきません(いつも鋭いコメントを放つ大御所Sさんが迷う、迷う!)。私は素直に美味しいAの方を指して「こっちであってほしい」とコメントしました。

3問用意されているということでしたが、ちょっと多すぎるという話になり、本来の2問目を飛ばして「どちらが長期熟成か?」を続けてテイスティングしました。「これは簡単」という人も多い中、ここでもSさんを含めた数人はずいぶん慎重です。私はノージングした瞬間にBに若さを感じたので、Aをチョイスしました。

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2008年02月22日

コニサーズクラブ(08/1/27)テーマ「ラガヴリン」

ラガヴリン(080127)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2008.1.27 スタンドバーにて
 今月のお題は、「ラガヴリン」である。

 ブイランドイメージに対して、モルトの出来は良いか悪いか?
今回の5本に対して答えるならば「悪かった」である。ラガヴリンに対する期待が大きいことも事実であろう。
 アイラモルトの中でも、この蒸留所に期待するところは大といえる。オフィシャルボトルの16年は非常にバランスの取れたスタンダードモルトで、ピート、酸味、フルーツ、シェリー、甘さが実にうまく絡み合っている。そんなことからアイラのなかでもバランスのとれた秀逸なモルトを期待しているのである。
テイスティングを進めていくと「ヌカ」の香りが共通して香り、やや暗いイメージがあることから、アイラモルトを消去法で消しこんでいくと、1970年後期のアードベッグと回答をだした。だがしかし正解ではないという。
結局、最後まで正解を出せず、ヒントでサーブされたオフィシャルボトル16年でようやくラガブリンに辿り着いた次第である。

さて、そんなモルト5本を紹介しよう。

*** [No.1] テイスト・スティル バニラ・ピート 1/223 1994-2007 56.8% ***

(香り) トップノートはフルーティで軽い酸味。追って、軽いピートが軽いヌカとともに現れる。時間とともにピートは強く香るようになる。  樹液、あるいは香草が感じられるときもある。

(味)  酸味とピートが強い。シャープなキャラクターで心地よい。やや舌でピリピリする。ピートが強いだけにやや単調。

*** [No.2] AS WE GET IT 8年 57% ***

(香り) 軽くフルーティ、酸味が心地よい。軽くピートが香る。しばらくするとヌカの香りでまったりとする。

(味)  ピートは強いが甘さがあり、 ピートの強いアイラモルトの独特の緊張感はともなわない。

*** [No.3] スコッチモルトセールス クラシック・オブ・アイラ オーク 2006 58% ***

(香り) まずはピートが香る、中程度のものだ。奥にはヌカが感じられる。しだいにまったりとキャラメル香の甘い香りで満たされる。

(味)  深みがありビッグ。味でもキャラメルの個性。甘みと強いピートが意外に協調していておもしろい。やや香ばしい含み香もある。

*** [No.4] スコッチモルトセールス ローラン・ソラン 1991-2006 59.7% ***

(香り) ヌカと強いピート。しだいに上品に変身してくる。エステリー、それも上質なものである。熟成香も十分に感じられる。奥には軽くキャラメル風味。

(味)  フルーティかつさわやかな酸味、しかし深みとコクがありビッグボディ。ピートも強い、ピリピリとスパイシーに感じられる時もある。

*** [No.5] オフィシャルボトル ラガヴリン スペシャルリリース 12年 (1st) 57.8% ***

(香り) 香りの立ちが遅い。砂糖水を連想する香り。奥にはヌカ、酸味がバランスして重たい印象とはならない。

(味)  甘みとピートの味わい。軽い酸味を伴う。ピートにマスキングされ味の複雑さが感じられない。


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2007年12月10日

コニサーズクラブ(07/11/25)テーマ「オスロスク」

セントマグダーレン(071028)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.11.25 スタンドバーにて
 今月のお題は、「オスロスク」である。

オフィシャルボトルは、「シングルトン」として有名な蒸留所であった、しかし残念ながら現在はグレンオードがシングルトン・オードを名乗っているようである。

あまり目にすることのない、このスペイサイドモルトを5本揃えるのは非常に難しい仕事であろう、しかし今回もレアなモルトが5本揃っていた。

オスロスクのハウススタイルを知る手立てとしては、オフィシャルボトルである「シングルトン」をたどるしかない。そしてそれは、軽いシェリー樽熟成由来の香りと、わずかな麦芽風味である。

そんな漠然とした記憶しかないので、今回、最後まで蒸留所の名前を上げることはできなかった。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] SMWS 95.6 1985-2007 21年 54.6% ***

(香り) トップノートはミント、しだいにフルーティーに変化してくる。最初はドライに感じるがしだいに甘さと軽い酸味がでてくる。  しばらくすると熟成香が開いて濃密な香りに満たされる、熟成香はウッディなものではない。さらにキャラメル的なまったりとした香りに感じられるときもある。

(味)  深々とした含み香が素晴らしい、ウッディな熟成香を感じる。さらに渋み、苦味がスパイスとなって複雑な味わいとしている。  サツマイモの皮の香りを感じる時もある

*** [No.2] シグナトリー オスロスク シェリーバット 1979-2006 26年 56.7% ***

(香り) トップノートは甘い香り、すばらしくスィート、また素晴らしくエレガントな香りでもある。リフィルシェリー樽熟成の個性。  しばらくするとイチゴの香りも出てきて、最後にはバニラも感じられる。

(味)  シャープでドライ。レーズン系のフルーツ。力強い呑み口。

*** [No.3] ディアジオ レアモルト オスロスク 1974 28年 56.8% ***

(香り) 上品でエレガントな香り、高貴な香水が漂う。しばらくすると熟成由来のキャラメル香が顔を出す。

(味)  シャープな飲み口、奥にウッディが感じられるが、でしゃばらない。  フルーツと酸味がバランスしているが、意外にからい。素晴らしく深みがある。

*** [No.4]キングスバリー オスロスク 1990 15年 62.8% ***

(香り) まったりと深みのある香り、しばらくするとバニラの甘い香りがでてくる。奥には麦芽由来のシリアルな香りが感じられる。やや単調な香りとアルコール感。もうすこしの熟成がほしいところである。

(味)  北ハイランドの若いモルトの個性、硬くツンとした含み香。ドライ。

*** [No.5]マクギボンズ プロブナンス オスロスク 1995-2000 5年 62.3% ***

(香り) 香りの立ちが遅い。すぐさまバーボン樽由来の甘い香りと、かすかなキャラメル香が広がってくる。しかしそれ以上の香りはない。

(味)  若くアルコール感が強い。モルティ。荒々しい。


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2007年11月15日

コニサーズクラブ(07/10/28)テーマ「セントマグダーレン(リンリスゴウ)」

セントマグダーレン(071028)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.10.28 スタンドバーにて
 今月のお題は、「セントマグダーレン(セントマグデラン)」である。

 蒸留所の名前として非常にかっこがよろしい、がそれとは裏腹に飲んでみるとあまりパッとしない印象がある、ローランド、閉鎖というキーワードもそれを助長している。ところが今回の5本を飲み終えてそんな印象は完全に払拭されたといってよい。

 私自身ノージング中においては北ハイランド、飲んでみるとスペイサイドそんな個性が感じられたが、やはり「ローランド」という言葉はメンバーの間からも出てはこなかったのである。ローランドといえば大人しく麦芽風味が強い印象があるが、今回の5本についてはまったく当て嵌まらないといえる。

 とにかく香りの数が多く、香りの立ちが早く、かつ濃い香りでメンバーを楽しませてくれた5本であった。

最近はリンリスゴーと呼ばれることが多いことを付け加えておく。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] SMWS 49.11 1975-2000 24年 50.1% ***

(香り) 色彩感が豊な香り。フルーティでやや酸味をともなう。その後甘い香りが立ち、さらにエステリーな熟成感が漂うようになる。

(味)  フルーティーで甘い。ややぴりぴりしてスパイシー。ほのかな麦芽の香りと旨みが感じられる。

*** [No.2] ハートブラザーズ セントマグダーレン 1982-2003 21年 56.5% ***

(香り) トップノートはまったりとキャラメル。次に酸味が立ちバランスする。ツンと硬質でシャープな香りは北ハイランドのものであろうか。  しばらくすると軽いタクアンの香りも感じられる。 奥にはざらざらとした香りがあるが、軽いピートの香りかもしれない。

(味)  やや柑橘系のあじわい。やはり香りと同じように、硬く鼻に抜ける含み香がある。ハーブも何種類か感じられる。ここでも軽いピートを意識する。

*** [No.3] ウイスキーエクスチェンジ リンリスゴー 1982-2006 23年 60.0% ***

(香り) トとにかく香りの立ちが早く、香りは濃くてまったりとしたものだ。キャラメル香が心地よい、バーボン樽由来のものか。  奥には軽いタクアンもあるがマイナスイメージのものでは無い。さらに時間がたてば深くエステリーで、香水のような香りも感じられ非常に複雑である 。

(味)  スパイシーではあるが、酸味、甘味とバランスしている。加水すると綺麗にフルーティーである。

*** [No.4]マキロップチョイス リンリスゴー 1982-1999 17年 61.2% ***

(香り) トップノートではややひねた香りもあるが、すぐさま上質なエステリーで満たされる。香水のような綺麗で鮮やかな香りである。香りの数が非常に多い。

(味)  ドライでスパイシー。加水すればフルーティーとなる。やや塩っぽいが旨みも十分に感じられる。  押し出しの強い樽香がなくても上質の熟成が感じられる大人のモルトといえる。

*** [No.5]ダンカンテイラー レアレストオブザレア リンリスゴー 1982-2004 21年 63.5% ***

(香り) トップノートはエステリー、しだいに甘く濃い香りでみたされる。一方酸味が弱く、しゃっきりしない。味の数は多い方ではない。

(味)  スパイシーでシャープ。甘味と旨みをともなうが、やや単調。


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2007年10月17日

コニサーズクラブ(07/9/23)テーマ「アルコール度数が高いと美味いか?」

度数が高いモルト(070923)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.09.23 スタンドバーにて
 今月のお題は、「アルコール度数が高いと美味いか?」である。

 モルト会では多くの場合、アルコール度数の低い順からサーブされる、そんななかで「この5本であなたの一番好きなモルトは」と問われると3〜5番目になることが多い。

 アルコール度数が高ければ一般的に評価が高いのか? そんな疑問が湧き上がって当然である。そんな疑問を明らかにすべく今回の企画は進められた。

 前回の「ラフロイグ」において、アルコール度数の低いオフィシャル30年が散々な結果だったこともその伏線となっている。

 結果からいえば、その仮説はほぼ証明されたといってよい。そこそこの長熟モルトが揃ってはいるが、かなりの高評価を得られたのである。
 当然の結果として、いつもより酔いが強かったことを付け加えておく。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] シグナトリー アルタナベーン 1977-2005 27年 60.7% ***

(香り) 香りの立ちが遅い。その後フルーティーで華やかな香りとなってくる。ほのかな酸味が心地よい。  時間とともに爽やかさは増していき、レモン菓子の如くである。奥にはキャラメル香も感じられる。

(味)  ウッディーな味わい、香りとはうって変わって非常に濃い。酸味もほどよくバランスしている。樹液の含み香もあり複雑な印象。  熟成感は十分であるが、若さを感じる時もあるので評価が難しいモルトである。

*** [No.2] ゴードン&マクファイル ストラスアイラ 1972-1997 25年 62.6% ***

(香り) トップノートはフルーティー。やや「いがいが」するのはピート香か?しだいにキャラメルのような甘い香りが開いてくる。  エステリーな熟成香がすばらしい。シェリー香やブドウの香りが交互に現れ複雑。

(味)  アルコール感が強い。ブドウの味。香ばしい印象はシェリー樽由来のものか。フィニッシュは長い。

*** [No.3] ウイスクイー インプレッシブカスク リンリスゴー 1982-2006 24年 62.7% ***

(香り) トップノートはブドウの香り、次に現れるのはウッディーな熟成感である。ミディアムボディ。  しだいに甘い香りが漂うようになる。麦芽由来の旨みがかんじられ、わずかな若さもみられる。

(味)  フルーティーではあるが辛い。ぴりぴりとしてドライ。軽いピートを伴う。

*** [No.4]チーフテインズ ダラスデュー 1980-2004 24年 63.0% ***

(香り) やや湿気っぽい香りではあるが、深みがすばらしく、バランスする酸味が心地よい。しだいに甘味と熟成香が開き、すばらしい香りとなる。甘い香りはシェリー樽由来のものか。

(味)  甘味と、ぶどうの味が濃くビッグボディ。ぴりぴりとしてドライにも感じるが、渋み、旨みが素晴らしい。

*** [No.5]スペイバーン オフィシャルボトル 25年 57.4% ***

(香り) トップノートはフルーティー、すぐさま深みや、樽由来の素晴らしくウッディな香りに包まれる。熟成感は十分で幸せな気分にさせてくれるモルトである。

(味)  シェリー樽の個性、甘味がすばらしい。次に現れるのは旨み成分とバニラである、重くならないのは適度な酸味のせいである。  ぶどう系の味わいで、熟成感がすばらしい。


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2007年09月13日

コニサーズクラブ(07/8/26)テーマ「ラフロイグ」

ラフロイグ(070826)山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.08.26 スタンドバーにて
 今月のお題は、「ラフロイグ」である。

 ラフロイグといえば、アイラモルトのなかでも特にピートが強く、フェノールやヨード香と相まって、熱狂的なファンが存在する蒸留所である。
ところがモルト会でテイスティングをすれば、なぜかそんな強烈な個性が見えてこない、これもブラインドテイスティングのなせる業か。今回テイスティングを進めていってもラガブリンという名前があがってもラフロイグの名前はなかなか出てこなかったのである。
 さらに今回はオフィシャルボトルの30年が出されたのであるが、香りは最高と感じながら味はブレンデッドではないかとさんざんであった。それだけカスクストレングスの味わいは濃厚であると再認識したしだいである。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] テイスト・スティル ラフロイグ ラムフィニッシュ 1996-2006 10年 63.5% ***

(香り) トップノートはミント、軽くエステリーで上品である。しばらくするとミルクの香りがでてくる。さらに追って軽いピート香を感じるようになる。
 キャラメル香も顕著でバーボン樽であろうか。

(味)  まずピートを感じる、その後フルーティーでさわやかな酸味。しばらく味わっていると、奥にはさまざまな深みのある味が感じられ複雑である。

*** [No.2] ジャック・アンド・ジャック ラフロイグ バーボン 1996 10年 53.4% ***

(香り) 軽いピートを感じる、その後青い柑橘系の香り。軽くエステリーであるが、アルコール感が強く、雑味とともにやや若さが出てきてしまう。

(味)  ピートが強い、しかし旨みがのっており、飲みごたえがある。比較的ドライであり、フィニッシュはピートに支配される。

*** [No.3] SMWS 29.59 ラフロイグ 1989-2006 17年 58.9% ***

(香り) 深い香り、まったりとしてビッグボディ。ややえぐみが感じられる。アルコール感が強い。  しだいにバニラの甘い香りが漂うようになるが、シェリー樽の個性も感じられる。酸味もほどよくバランスしており重くならない。最後になったがピートが中程度に香る。

(味)  甘味が心地よい、エステリーかつフルーティーで爽やか。ピートは強いが、それだけではない飲み口である。最後は辛味を感じる。

*** [No.4] オフィシャルボトル ラフロイグ 30年 43% ***

(香り) 最高のエステリー。高級フルーツ。深みがあり、すばらしい甘味を伴う。ほどよく酸味が香る。色彩感が強い香り。
 比較的早く香りが弱くなり、ピート香が顔を出す。

(味)  含み香が弱い、ブレンデッドのような軽さもある。ピリピリとしていてドライでからい。  気がついてみるとけっこうピートが強い。

*** [No.4] アベイヒル ラフロイグ ノンチル リフィルホッグスヘッド 2000-2006年 57.4% ***

(香り) トップノートはキャラメル、甘い香りが気分をほっとさせる。やや焼酎くさいところもある。
 時間とともにピート香が強くなる

(味)  甘いのみ口。深みがありボディが厚い。その後ピートが強く出てくる。ほろにがいフィニッシュ。


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2007年09月09日

コニサーズクラブ(07/7/22)テーマ「アードベッグ」

アードベッグ山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.07.22 スタンドバーにて
 今月のお題は、「アードベッグ」である。

 アードベッグといえば、アイラモルトのなかでも特にピートを焚いたモルトであり、かつてはそのハードさを売りとしていた。
 しかしビッグネームでありながら、湿気っぽい、かび臭い、熟成感が無いなど仲間内では、それほどよい評価が得られていない蒸留所でもあった。

 今回5本のテイスティング後、ピートが効いていながら穏やかな利かせ方で、枯れたピートを楽しむことのできる大人のアイラという印象をもった。メンバーからは5本で100年はいっているなと高評価である。
 そんなことなので、アイラモルトと特定されたあともアードベッグの名前がでてこない。種明かしの後、みな10年以下の熟成ときいて驚くメンバーであった。

 蒸留再開した後のアードベッグはすばらしいと結論づけておこう。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] アードベッグ スティルヤング(オフィシャルボトル)ノンチル 1998-2006 56.2% ***

(香り) トップノートはハッカとミント。ドライでさっぱりとしているが、注意深くノージングすれば、かすかに熟成香を感じ取ることができる。  軽いピート香、こなれたピート香である。その後キャラメル香がひろがり、さらにエステリーもあらわれる。

(味)  ドライ。ピートが強い、シャープなピートである。ヨード香が少なく、クセの強いものではない。

*** [No.2] アードベッグ べリーヤング(オフィシャルボトル)ノンチル 1998-2004 58.3% ***

(香り) ハッカ、ミントが香る、その後エステリー。かすかにピート、酸味が心地よい。

(味)  エステリーな含み香のあとすぐさまシャープなピートが現れる。にがみ、酸味、旨みが 三位一体となり、ピートだけで終わらないうまいモルトである。

*** [No.3] SMWS 33.60 アードベッグ 1998-2005 7年 58.0% ***

(香り) まず酸味が感じられる、追ってミント、ハッカなどハーブ系の香りに満たされる。その後ようやくピートが立ってくる。  前面にピートが出ず、実にうまいピートの利かせ方だ。

(味)  酸味とピートのバランスが良い。ピートはヨード香が強くなく、じつにこなれている。全体的にはシャープな味わい。やや味の数が少ないか。

*** [No.4] SMWS 33.50 アードベッグ 1994-2004 10年 59.5% ***

(香り) まったりと深い香り。酸化した印象、やや若さを感じる。その後キャラメルのキャラクターとなる。軽いピート香。

(味)  ひねた香り、ただし邪魔になるほどのものではない。やや単調で若い印象。その後ピートで支配される。

*** [No.5] SMWS 33.56 アードベッグ 1998-2005 6年 59.6% ***

(香り) トップノートはミントとハッカ。奥に熟成を感じる。しばらくハーブを楽しんでいるとしだいにキャラメルが顔を出してくる。

(味)  まず酸味が広がるがピートが支配的となる。じつに旨みを感じさせるよくできたモルトである。


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2007年08月09日

ハイランド・パーク(07/7/1)

グレンリベット山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.07.1 スタンドバーにて
 今月のお題は、「ハイランドパーク」である。

 いきなりの結論ではあるが「ハイランドパーク3度目の正直ならず」である。毎回読んでいただいている方はご存知かとは思うが、意味不明の方もおられるのであらためて説明を入れておく。

 言わずとしれたビッグネームのハイランドパーク、これの長熟ものが5本も集まれば美味くないはずがない。ところが1回ならずも2回もモルト会のメンバーでは散々の評価を受けている。
 前回までの10本にはシェリー樽熟成は含まれていないことから「ハイランドパークは、シェリー樽熟成が不可欠」との認識を持ったメンバーは多いはずである。

 そんな評価を覆すべく今回に至ったわけであるが、5本テイスティングを終えて、個性に欠ける、香りが弱い、ザラザラするなど良い言葉は出てこない。サーブする方々には申し訳ないが、またしてもリベンジならずの会となったのである。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] ウイスキーエクスチェンジ ハイランドパーク ホッグスヘッド 1990-2006 16年 51.9% ***

(香り) トップノートは花のような香り、その後桃系のフルーツが現れる。ミントやハッカなどハーブ系の香りも感じられる。奥に熟成感はあるが注意深くしないとわからない。  やや酸味も感じられ、最後にはしょうがの香りも出てくる。

(味)  フルーティかつフルーティ、ブドウの味が広がる。味の数は多くなくドライである。

*** [No.2] ザ・ビンテージ・モルトウイスキー社 カスク・アンド・シスル ハイランドパーク 1981-2007 25年 52.8% ***

(香り) まずミントが香る、良い香りだが印象が弱い。その後まったりした印象に変わってくる。タクアン系の香りも見え隠れする。

(味)  ブドウの味が濃い。最初ピリピリ、その後ザラザラの印象。

*** [No.3] デュワー・ラトレー ハイランドパーク オークリフィル 1981-2005  24年 51.5% ***

(香り) ピッチが高く、爽やかなフルーツ香、バニラの香りもある。しばらくするとエステリーが開いてくる、熟成由来のものか。軽いピートも感じられる。

(味)  フルーティだが、ドライ。単調な味わい。

*** [No.4] SMWS 4.104 ハイランドパーク オーク 16年 54.6% ***

(香り) トップノートは言葉にできない香り、突拍子もない香りではないが、なぜか言葉にできなかった。その後キャラメルが香るようになる。  少し変わったトップノートに戸惑ったが、後半はウッディーな樽香が心地よい。

(味)  ジンと刺し、ドライでアルコール感を伴う。味にふくよかさが無い。

*** [No.5] ウイスキーエクスチェンジ ハイランドパーク 1989-2006 17年 55.8% ***

(香り) まったりと濃い香り。キャラメル風味、酸味がバランスしている。アルコール感は強いがフルーティ。香りの数は多く複雑である。

(味)  まずブドウにみたされるが、その後ウッディな樽由来の味わいが口にひろがっていく。まったりとふくよかで濃いが、花のような印象もある。


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2007年06月20日

先月のコニサーズクラブ テーマ「グレンリベット」

グレンリベット 山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.05.27 スタンドバーにて
 今月のお題は、「グレンリベット」である。

 言わずとしれた、ビッグネームの中のビッグネームである。ベースとしてはバーボン樽を使用し、きわめてフルーティー、というのがオフィシャルボトルの印象である。ところがボトラーズものとなるとこれがあてはまらない。特に長熟になるとシェリー樽のきわめてこってりしたものが多くみられる。

 今回の5本もまったく正体不明で、最後にオフィシャルの12年が出されるまでは蒸留所を判断する糸口さえつかめなかった次第である。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] スコッチモルトセールス グレンリベット 1979 26年 49.1% ***

(香り) フルーティーかつ甘い香り、フルーツをともなう軽めのエステリー。わずかに麦芽由来の風味とトースティな印象。ハイピッチな酸味が心地よい。
 しだいに熟成が開いてきて、1時間がすぎてもなおキャラメル香をともなうまったりとした熟成香がすばらしく発散する。

(味)  素晴らしくウッディーでフルーティー。きわめて濃い味。シェリー樽熟成ではないモルトでこれほどこってりしたものはめずらしい。
 心地よいにがみが長熟を主張する、ひとこと「うまい長熟モルト」と言ってしまおう。グラスからいつまでもバニラの残り香が消えることは無い。

*** [No.2] SMWS 2.60 グレンリベット 1988-2005 16年 56.7% ***

(香り) フルーティーかつ爽やかなミントが香る。酸味をともないアンズの個性。上品ではあるがやや物足りない。

(味)  ドライ、追って酸味の味わい。フィニッシュはハッカ。加水すればフルーツがひらいてくる。

*** [No.3] SMWS 2.62 グレンリベット 16年 57.8% ***

(香り) ワイン樽あるいはブランデー樽で熟成されたような香り。しだいにまったりと包み込まれるような印象となる。
 しばらくすればフルーティーでエステリーが開いてくる。奥にはかすかな荒さがあり、いまひとつの熟成がほしいところである。  さらに時を経ればキャラメルや梅の香りも感じられるようになり、きわめて複雑な香りと言える。

(味)  アルコール感がありドライである。やや砂糖水。香りからくる味わいは感じられない。

*** [No.4] シグナトリー グレンリベット 238/384 1976-2005 28年 57.5% ***

(香り) トップノートはミント、次に爽やかなフルーティーが広がる。しばらくグラスをまわしていると、まったりとした香りが広がってくる。軽い酸味もありバランスがよい。
 さらに時間がたてばウッディな熟成香に満たされる。

(味)  意外にドライでアルコール感を伴う。やはりミント、ハッカが感じられる。

*** [No.5] キングスバリー グレンリベット シェリー 622/698 1971 51.1% ***

(香り) 濃いシェリー香、ただしこげたゴムは無い。しばらくすると上品なエステル香が感じられるようになる。さらにブドウ系のフルーツが色濃く香る。十分に時間を取るとキャラメルの香りも感じられる。

(味)  口にふくむとまず醤油の個性。そのあとカカオマス。ややえぐみが感じられる、シェリーの個性はあるが、それほど強いものではない。ただしイオウは感じられる。
 甘さもほどほどに感じられ、ほぼビッグボディ。


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2007年05月06日

先月のコニサーズクラブ(07/4/22)テーマ「ロングモーン」

ロングモーン 山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート

2007.04.22 スタンドバーにて
 今月のお題は、「ロングモーン」である。

 1998年にモルト会が開催されて以来8年が過ぎ、今回通算100回目となる記念すべきイベントとなった。

 通常サーブされるモルト5本は、何がしかのテイスティングがスタンドバーにてなされている。ところが今回のロングモーンでは、直前に開封されぶっつけ本番でモルト会となったとのこと。このことからもこの蒸留所に寄せる信頼が厚いといえるのではないか。
 もちろんモルト会100回記念にふさわしいモルト5本が揃ったのは言うまでも無い。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

*** [No.1] キングスバリー ロングモーン 1967 45.9% ***

(香り) すばらしく上品でフルーティー、トロピカルフルーツの盛り合わせである。奥には軽くピートを感じる。わずかな硫黄香が感じ取れるが、リフィルシェリー由来のものかもしれない。しばらくすれば、長熟を感じさせるウッディーな香りが立ってくる。

(味)  素晴らしくウッディーでフルーティー。意外にも甘味は少なくドライである。 1時間ほど経つとアルコールがとんだせいか、明らかに濁ってくる、それだけ香りや旨みの成分が多いということだろう。

*** [No.2] ダンカンテイラー ロングモーン 1973-2006 32年 48.5% ***

(香り) やや軽いが上品なフルーツ香が次々と湧き出てくる。まさにフルーツの饗宴である、明るくハイピッチな香りだ。また甘さを予感させる香りも感じる。 しばらくすればフルーツは濃さを増し、熟したプラムとなる。

(味)  爽やか、かつフルーティーといえば月並みだが、じつに気持ちのよい爽やかさなのだ。樽由来のビターな味わい。甘味は少ない。最後にブドウで満たされる。

*** [No.3] SMWS 7.35 1968-2006 38年 49.8% ***

(香り) まず赤いのに驚かされる。トップノートは濃いフルーツ香、極めて濃い。奥にはやや醤油の香り、嫌味なものではなくコクを感じさせる種類のものだ。 しだいに爽やかなエステリーが顔を出す。さらに時間を経れば、熟成由来のキャラメル香がひろがる。奥には「いがいが」としたごく軽いピートとシェリー由来の香ばしさ。

(味)  重いシェリー味、シェリー酒が入っているような味わい。これだけシェリーの個性がありながらこげたゴムは無い。 ドライフルーツに上乗せされた苦み、渋みが実にうまい。味は極めて複雑でいくらでも飲んでいられる。

*** [No.4] 土屋守シングルカスクコレクション ロングモーン 69/143 1969-2000 30年 53% ***

(香り) 極めてフルーティーだがアルコール感も感じられる。しだいにまったりとした濃いエステル香がキャラメルとともに広がってくる。軽いピート香とウッディーな香り。いつまでも突き抜けるフルーツ香は終わらない。すばらしい香りである。

(味)  フルーツとウッディーが交互に攻めて来て美味さに打ちのめされる。わずかなシェリー樽の個性。甘味とビターのバランスもすばらしく、フィニッシュはいつまでも終わらない。

*** [No.5] ウイスキーエクスチェンジ ロングモーン シェリー cask no.28 1970-2006 36年 56.1% ***

(香り) きわめてフルーティー、何種類ものフルーツが織り成すシンフォニー。甘い香りと極めて上品かつ濃いエステル香。酸味がバランスし、重ったるさを感じさせない。

(味)  ウッディーかつウッディー、複雑な樽の含み香である。ほろ苦さ、甘味、酸味がめくるめくようにあらわれる。さまざまなフルーツと樽の含み香がグラスから開放され、口の中で嬉々として踊りまくる。


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2007年04月17日

先月のコニサーズクラブ(07/3/25)テーマ「グレンタレット」


山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート   2007.03.25 スタンドバーにて

 今月のお題は、「グレンタレット」である。

スコットランド最古の蒸留所として有名であるが、タウザーをご存知の方も多いのではないだろうか。
ハウススタイルとしては、青リンゴ系のフルーツで、ライトかつ爽やかといった印象がある。オフィシャルボトルではライトなものが多いと思うが、ボトラーズものではどうであろうか。

 さて、今回の5本を紹介しよう。


***[NO.1]  SMWS 16.28    グレンタレット    1988-2005  16年  50.1% ***

(香り)トップノートは上品でドライ、香りの立ちの遅い方である。しばらくすると軽くフルーツが香ってくる、梨系。奥にいがいがしているのは、軽いピートであろう。
 わずかにタクアン香がするが、シェリー樽由来のものであろうか。さらに時間をおけば甘さやバニラも感じることができる。酸味もバランスして香る。

(味)酸味を基調とする味。素晴らしくウッディーでフルーティー。控えめな熟成を堪能できる。


***[NO.2]  ウイスキーエクスチェンジ グレンタレット  1978-2005   27年   49.9% ***

(香り)ドライかつ軽くフルーティー。わずかなタクアン香と弱いピート。しばらくグラスを回していると麦芽由来の風味とともに甘味が漂ってくる、。

(味)やはりドライかつフルーティー、味にピートは感じられない。ミディアムボディー。


***[NO.3]  ブラッカダー ローカスク グレンタレット  1978-2005 27年   50.1% ***

(香り)まったりとふくよか。ミルキーな丸みがこころを落ち着かせてくれる。さらに少しの酸味と包まれるような木の香り。

(味) 軽いフルーツのあじわい、梨系。じつにさわやかな梨である。


***[NO.4]  ウイスキーエクスチェンジ グレンタレット   1978-2006  28年   48.7% ***

(香り)  軽い酸味、ほんのわずかなタクアン、リフィルシェリーか。しだいに香りは開いてきてじつに華やかになってくる、青空のようだ。フルーツの香りも濃い、ブドウ系のフルーツである。  熟成由来のウッディー香りもすばらしい。かすかにフェノールを感じる。

(味)フルーティーではあるが意外にからい。味では梨系のフルーツである。ウッディーな含み香はやはり熟成由来のものか。


***[NO.5]  キングスバリー グレンタレット  バーボン   1980-2097  16年   54.5% ***

(香り)花の香りと、まったりとしたふくよかさが同居する。ミルキーな香りはホッとする種類のものだ。  ややアルコール感があり、砂糖水を感じるのは若さからか。しだいにバニラ香が広がってくる、バーボン樽由来であろう。

(味)ドライで口の中がジンジンとする。ブドウ系のフルーツ。やや単調なあじわい。
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2007年03月10日

先月のコニサーズクラブ(07/2/25)テーマ「キャパドニック」


山崎白秋さんからいただいたテイスティングノートを掲載します。

モルトの会、テイスティングノート   2007.02.25 スタンドバーにて

 今月のお題は、「キャパドニック」である。

実にマイナーな蒸留所である。あえて話題を探すとすれば、グレングラントの第二蒸留所として語るくらいであろうか。 私もほとんど飲んだことのない蒸留所である、過去のテイスティングノートを検索してもケイデンヘッド1種、SMWSの2種しかテイスティングしていないのである。

そんなレアな蒸留所ではあるが、今回の5本、印象としては弱いといわざるをえないがバラエティーに富んではいた。 あえて共通点を探せば、ミント、軽い酸味、そして奥の奥にわずかなパフュームである。

 さて、今回の5本を紹介しよう。

***[NO.1] ロナック  キャパドニック   1972-2006  33年  41.9% ***

(香り) トップノートは上品でエステリー、淡い梨の香り、バランスのとれた長熟のスペイサイドの典型といえる。 フルーティーで爽やか、ミント、ハーブの香り。わずかに麦芽の香り。しばらくするとニッキ、あるいは上質のハッカが現れる。

(味) フルーティー、口にふくむとピリピリする。しばらく味わってみると、実にまろやかでウッディーな熟成香に満たされる。香りより飲んで楽しめるモルトである。


***[NO.2] ダンカンテイラー ピアレス キャパドニック 1972-2002  29年  46.9% ***

(香り) 香りが弱い、しばらく時間を経てもなかなか開いてこない。しばらくノージングしているとフルーティーで爽やかなことがわかってくる、秋の明るく晴れ渡った青空のようだ。 奥にはミント、さらに甘い砂糖水の香り。梅の香りも見え隠れする。

(味) やはりフルーティーかつミントの個性。軽い熟成感とアクセント程度の酸味。


***[NO.3] ザ ボトラーズ キャパドニック  リフィルシェリー 1976-2004 27年  54.3% ***

(香り) まず飛び込んでくるのが、タクアンあるいはヌカの香り。醤油のようでもある。他の香りを探していると、ぶどう、梨などのフルーツが現れ、非常に複雑である。タクアンから一転して上品と感じる時もある。

(味) 意外にドライ。ブドウ系のフルーツのあじわい。味は香りにくらべ単調である。


***[NO.4]    SMWS 38.13  キャパドニック   1980-2005  24年   57.9% ***

(香り) 木くずの香り。硬質な木の香りである、ウッディーとはいえない種類のもの。しばらくすれば灰くさい香りも感じられる、無機質な香りである。 さらに奥には上質なシャンプー、リンスの香り、ボウモア、エドラダワーとは別質のパフュームを感じ取ることが出来る。

(味) 口に含むとハーブの香りがひろがる。ドライで甘さが弱い。わずかな熟成感。


***[NO.5]  ケイデンヘッズ キャパドニック  バーボン   1980-2004  23年   58% ***

(香り) まずスパイシー。アルコール感が強い。しだいにまったりとしたキャラメルの香りが広がる、バーボン樽であろうか。 奥には軽くタクアンの香り、それを打ち消すようにミントやバニラの香りが強く出てくる。

(味) 梅ジュース、さまざまな果実の味。ぴりぴりとするアルコール感。しばらくすれば軽いナッツ系の熟成香、らさにウッディー。
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2006年07月27日

タリスカーは甘かった…

今月のコニサーズクラブ(モルト会、7/23)のテーマはタリスカーでした。

1.Talinburg, The Whisky Fair 23年 82.11-05.11 49.5%
2.Douglas Laing, OMC Top Notch Tactical 21年 50%
3.Talisker 25年(OB) 2005 57.2%
4.Shieldaig, Ailsa Craig 21年 84-05 58.5%
5.SMWS No.14.10 15年 89.3-04.5 59.4%

ディアジオのブランド戦略から、3番のオフィシャルボトル以外には「タリスカー」と表記されていません。

最初のタリンブルグはドイツのリンブルグ・ウイスキー・フェア向けにボトリングされたもの。甘いトップノート+軽いピート香で、ハイランドモルトだと思い込んでしまいました。

ダグラスレインが「トップノッチ(最高級)」と銘打った2番は、ここのボトルには珍しく香りがこもっていましたが、ピートと甘さがバランスした味は気に入りました。

3番のオフィシャル25年はウッディ、ピート、甘さが香りに混じりあい、味わいもこれらがうまく絡み合った素晴らしいモルト。

4番、アイルサ・クレイグは上品なピート香とこってりした味わいで、これも上出来。

最後のソサエティ14.10は、最初にたくわんのような香りで若さを感じましたが、その奥には秘めた実力が感じられました。

ビッグネームのタリスカーは、最も個性的なモルトのひとつと言われますが、ブラインドテイスティングではすぐには分かりません。メンバーはオフィシャル10年が特別提供されても首を傾げるばかりで、最後にTが頭文字というヒントが出るまで名前が出てきませんでした。

実は私の持ち込みネタ(2番以外の4本、すべて未開封)だったのですが、気づくのにずいぶん時間がかかってしまいました。1番にハイランド的な華やかな香りをあったのと、共通して甘い味を感じたので、イメージが狂ってしまったようです。

本やらネットやらで調べても、タリスカーといえばたいていは「舌の上ではじける」なんて書いてあって、「甘い」とは書いてない。文字情報の影響力は強力なんだと改めて認識しました。

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2006年06月26日

意外に美味しい(?)ローズバンク

左から

1.キングスバリー 15年 89.4-04.10 55.5%
(京都の津之喜酒舗が樽を買い付けボトリングしたもの)
2.ソサエティ(SMWS)25.36 14年 90.11-05.10 60.4%
3.マックギボン プロヴナンス 20年 1981-2001 62.3%
4.レアモルト 1981 20年 62.3%
5.グレンカラ トリプル・ディスティレーション 14年 53.2%


昨夜(6/25)のコニサーズクラブのテーマは単一蒸留所としてとりあげられたのは初めてという「ローズバンク」でした。2番目に出てきたソサエティ(SMWS)25.36にピートを感じたので、まさかローランドとは思わず、今回もすっかりだまされてしまいました。ちなみにこのボトルには「バイアグラを抱いた野獣 "Big beast with Viagra"」という思わせぶりなコピーがつけられていて、ボトルリストには「擦ったマッチ、軽いスモーク、メープルシロップの危険な香り」というコメントもあるので、まんざら的外れでもなかったようです。

キングスバリーは最初の甘い香りが印象的で一番ローズバンクらしく、やはり軽いピートを感じるプロヴナンスは思わぬ拾い物、レアモルトは上手にまとめていてさすがの出来、シェリー樽熟成のグレンカラはオーク樽ものの中に入れられて浮いてしまったといったところ。

タイトルで「意外」と書いたのは、我々コニサーズクラブのメンバー間ではローズバンクは「名前負け」の典型だというのが定説になっていたからで、今回で見直したという意見が多く聞かれました。

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